金融サービスプラットフォーム「iBank」の活用でFFG/iBank社と提携(第一生命ホールディングス/ネオファースト生命保険)

2016年12月28日23:14

第一生命ホールディングスおよび傘下のネオファースト生命保険は、ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)および傘下のiBankマーケティングとの間で、FFGおよびiBank 社が展開する金融サービスプラットフォーム「iBank(アイバンク)」を活用した商品・サービスの開発・提供、各種マーケティング領域における提携を共同で進めることに関し、2016年12月26日付で基本合意書を締結したと発表した。

同提携により、iBank社が運営するお金管理アプリ「Wallet+」において、第一生命グループのInsTech(保険ビジネス<Insurance>とテクノロジー<Technology>の両面から生命保険事業独自のイノベーションを創出する取り組み)による知見を活用しながら、アプリのユーザーの特性にあったアプリ専用の保険商品やサービスを開発・検討していくという。また、第一生命グループが持つ保険・健康分野における知見を活用し、健康増進をはじめとする各種情報コンテンツ等を提供するそうだ。

まずは、2017 年2月を目処に、「Wallet+」内において、生活習慣の改善など、ネオファースト生命による健康寿命延伸に向けた情報コンテンツの提供を開始し、その後、第一生命グループのノウハウを活用した商品・サービスの共同開発を検討していく予定だ。

なお、「iBank」は、スマートフォン上に登録した銀行口座の収支管理や目的別に貯蓄ができるお金管理アプリの「Wallet+」、生活情報コンテンツの「mymo+」、「Wallet+」に登録した口座と直結した現金感覚の決済カード「Debit+」といったサービスプロダクトから成り立っている。「Wallet+」は、アプリのリリースから5カ月間で約4万のダウンロード実績があるという。

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