2017年3月19日9:00
米国ギフトカード市場で大きな統合が行われようとしている。世界最大の決済ソリューション会社ファーストデータ(First Data)のギフトカード部門と、車両向け決済ソリューションのフリートコア(Fleetcor)のプリペイド部門を合併するという計画が発表された。
ファーストデータのギフトカード部門はトランザクションワイヤレス(Transaction Wireless)とギフト(Gyft)。フリートコアのプリペイド部門はSVS(Store Value Solutions)である。
このふたつを合わせ、合弁会社を設立する。2016年収益は3.62億ドル。株式の持分はファーストデータが57.5%、フリートコアが残りの42.5%である。
2015年米国でギフトカードにロードされた金額は2,930億ドル(30兆円)を超える。合弁会社にすることによって、バーチャルギフトや国際展開などクライアントのニーズにきめ細かく対応する計画だ。