2025年8月8日12:45
イオンリテールは、2025年8月7日、9月の防災月間を前に高まる防災機運に合わせ、従来の概念にとらわれない新しい防災を提唱するイオンの防災推進活動「いざ活」をスタートした。同日には、アンバサダーのプロレスラー・蝶野正洋氏を招き、イオンスタイル品川シーサイドスクエアでトークセッション、防災講習、AED体験などを行うイベントを開催した。
イオンでは、4月から、簡易トイレや非常食など特に需要の高いカテゴリの展開量を強化し、防災用品の定番売場規模を2倍に拡大して有事に備えている。8月からは、「誰もが災害を“自分ゴト”として捉え、“いざ”というときに適切な行動を取れる」ことを目的に、防災を広義に捉えた「いざ活」として提唱し、取り組むという。
「いざ活」では、地域防災やAED救急救命の啓蒙活動に熱心に取り組む人気プロレスラー・蝶野正洋氏をアンバサダーに起用し、各種イベント、SNS等を通じて情報を発信する。
イオンリテール 営業企画本部長 伊藤竜也氏は、従来型の備える防災に加え、いざというときに、正しく行動して、正しく備えることによって、多くの救われる命があるとした。
イベントでは、いざという時にどうあるべきかの提案に取り組まれているゲストとして、蝶野さんがパネルを破って登場。「イザ活」に関するトークセッションを行った。
また、東京消防庁やイオンの社員が登壇し、防災講習、販売する防災グッズを紹介した。
「いざ活」では、被災時の備えとして見落としがちな「
また、災害時には3日分の備えが必要だとしたうえで、収納スペースを有効活用する“スペパ”の考えを防災と掛け合わせ、キャリーケースの未使用時の空間を有効利用し、持ち運び便利で大容量の「防災バッグ」としての活用も新たに提案するという。
販売する防災キャリーケースでは、普段から少し多めに食品を買い、
いざという時も最低限のケアが簡単にできるよう、
また、お盆や年末年始の帰省の機会に「安心」を贈る、
その後、消防隊員がAEDを実演。その後、蝶野氏が客席から希望者を募り、希望した2名が実技体験を行った。実演した2名には、山善 防災バッグに蝶野氏がサインをしてプレゼントした。