2010年9月21日9:00
クレジットかデビットか。米国ではますますデビットカードの利用が鮮明になってきた。
調査会社のJavelin Strategyによると、2009年のある特定の期間にクレジットカードを利用した人は56%だった。2007年には87%が使っていたというから大幅な落込みだ。
2010年にはそれが45%になると予測している。となると、リーマンショック前の約1/2。消費者はそれだけカードの使い過ぎに不安を抱いている。
いっぽうデビットカード利用は伸びている。ブランドによって伸び率は違うが、2007年から2009年にかけて3%〜7%の伸びとなっている。
特に若年層ではクレジット利用よりデビットカード利用が増えている。自分のフトコロ具合にあった健全な利用を心がけているようだ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。