2017年4月19日9:00
スレンダーでモダン、そして美しい。ボタンをすべて取り去り、タッチ、スワイプ、スクロールで、望みがかなう。
そんなセクシーなATMが登場した。名前はEssence(エッセンス)。開発したのは世界最大のATMメーカーDiebold Nixdorfだ。
大型のiPhoneに、カード挿入や現金引出の口がついたものを想像すればいい。Appleの商品開発はいらないものをすべて削ぎ落とすことからはじまる。
それに倣って、ATMから不要なもの、カッコ悪いものを削ぎ落とした。だからネーミングはEssence。
ハードウェアに依存するのではなく、ソフトウェアで利用者や環境の変化にすばやく対応するというのが特徴。
顧客の利用履歴と連動したパーソナルなコミュニケーションが可能となるIoT型のATMだ。