2017年9月28日9:00
欧州銀行連盟によると、2016年に閉鎖した支店数は9,000店になった。これに伴って失職した従業員数は5万人にのぼる。
2016年末の支店数は189,270。前年度比4.6%のマイナスだ。2015年のマイナスは3%だったから、支店閉鎖の勢いが増している。2008年からの閉店数は48,000店。
2016年末の従業員数は280万人だ。2008年のそれは326万人。
銀行顧客のバンキングスタイルがテクノロジーによって、大きく変化している。アクセスチャネルは支店からオンラインへ。そしていまやモバイルへと移行している。
加えて、キャッシュレス化の進展が支店や従業員の削減につながっている。AIがバンキングサービスに本格導入されれば、さらに支店や従業員の数は減るだろう。