2010年9月27日9:00
自動販売機が進化している。チケットや飲料だけでなく、食品、ビデオやDVD、家電アクセサリーなど、多様な商品が自動販売機で売られている。
米国ではハイテク自動販売機が空港やデパート、モールで目につくようになった。これらの決済はクレジットカードやデビットカードである。
自販機のズームシステム(ZoomSystem)は、全米1,000カ所にハイテク自動販売機を設置。化粧品やパソコンソフトなどを販売している。
最大の設置先はメイシー百貨店で、400カ所にハイテク自動販売機を設置している。売れ筋は、家電アクセサリー。iPodやGPSシステム、ヘッドフォンなどがよく売れている。
ワインの自動販売機も好調。通常専門店でしか扱っていないワインが、カードで買える。自動販売機のスクリーンにタッチすると、ワインの詳細情報とともに、どんな料理があうかも表示される。
このワイン自動販売機では個人の認証もする。飲酒年齢に達しているかどうか、社会保障カードの読取りもできるようになっているのだ。
下手な接客係より、ハイテク自動販売機のほうが正確で詳しい情報を提供してくれる。カードでの支払いで、スムースな決済が可能だ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。