2017年11月14日9:00
米国のモバイル国際送金レミトリー(Remitly)が1.15億ドルを調達した。今回はシリーズDで、リードしたのはNaspersのフィンテックユニットPayUである。
レミトリーがカバーしているのは米国、英国、カナダ、オーストラリアへの出稼ぎ労働者。母国への送金をモバイルで簡単にできるようにしている。
送金対象国は、メキシコ、インド、フィリピン、コロンビア、エクアドル、エルサルバドルなど10カ国。年間送金額は40億ドルに達している。
送金に使うネットワークはサードパーティに頼らず、独自で銀行や現金トップアップサービスと接続している。これがレミトリーの強み。
ウォークイン型のウェスタンユニオンやマネーグラムにどれだけ対抗できるのか。見ものである。