2016年1月23日9:00
1,200億円という送金額はそれなりのインパクトがある。モバイル送金を提供する米国のレミトリー(Remitly)は、2015年12月の送金額から年間の送金額が10億ドルになると発表した。
12月のピークは14日の月曜日。12月単月の送金額は1月の4倍強になった。米国から送金できるのはフィリピン、インド、メキシコ。この3カ国だけで10億ドルを達成した。
モバイルで簡単に送金できる利便性と、手数料の安さが受けている。平均手数料は送金額の8%だ。
とはいえ、世銀によると2015年の国際送金額は6,010億ドル。レミトリーのシェアはわずか1.7%にすぎない。