2017年11月28日9:03
一般社団法人日本クレジット協会(JCA)では、クレジット取引セキュリティ対策協議会が策定した「クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画 –2017-」における取組みとして、経済産業省と連携して、消費者がクレジットカード決済端末のIC対応が完了している加盟店を認識・識別できる「見える化」を図るため「IC対応マーク」を決定したと発表した。
「IC対応マーク」は、シンボルマークに加えて、日本語キャッチコピー「ICクレジットカード取扱店」およびIC取引を希望する訪日外国人に対するアピールにもなるよう英語キャッチコピー「Chip Cards Welcome!」を併記したデザインとしている。
今後、同協会では、クレジットカード会社の協力のもと一部のIC対応済み加盟店における「IC対応マーク」の掲出等の実証実験を経て、2018年4月から本格展開を予定している。
また、本格展開時には、IC対応済み加盟店が独自の「見える化」の取組ができるよう、同協会ホームページに「IC対応マーク」のデータを掲載し、自由に利用できるようにする。
なお、「IC対応マーク」とともに、消費者にセキュリティ対策の強化としてのIC取引の必要性やその特徴等を理解してもらうための啓発用デザインとして、「IC取引啓発デザイン」も決定した。