2017年12月5日9:00
キャッシュレスが進むノルウェーで、モバイル送金決済ネットワークを統一する動きが出てきた。参加するのは、DNB、Eika、SpareBankなど。
これまで、VippsやBankAxept、BankID Norgeの3つのモバイル送金決済サービスを運用していたが、これを統一し、ノルウェー仕様にする。海外のモバイル決済サービスに対抗するためだ。
グローバル展開をしているプレイヤーがノルウェーでも存在感を強めている。さらにアマゾンやグーグル、アップル、フェイスブックなどのテクノロジー企業もノルウェーの決済シェアを狙っている。
そういう危機感が統一仕様を後押しした。統一モバイル送金決済サービスは合弁会社が運営する。従業員は108人になる予定。