2018年1月18日17:05
ゼウスと、ほくせん(北海道札幌市)は、北海道における顧客拡大と地域創生を目的に業務提携契約を締結したと発表した。
ゼウスは、全国に1万3,000サイトを超える導入実績を誇り、EC・実店舗向けに決済サービスを提供している。一方、ほくせんは、北海道を基盤にクレジットカード業務、提携カード業務を展開し、地域に密着した顧客サービスを提供している。
今回の業務提携により、ゼウスが提供する決済サービスを利用する加盟店は、主要国際ブランドであるVisa、Mastercard、JCB等に加え、独自にシステム開発費用を負担することなく、ほくせんのカードブランド利用が可能となる。
ゼウスは全国的な加盟店網の拡大はもちろんのこと、同提携により、地域密着型会員販促に強みを有するほくせんと共に地域に寄り添ったビジネスサポートを行い、北海道内における営業促進および加盟店拡大の加速を目指す。
ほくせんは、ゼウス加盟店に対してサービスを提供することが可能となるため、これまで実店舗におけるクレジットカード利用が中心であった事業展開にとどまらず、ゼウスの非対面決済を利用するEC加盟店も含め、より広くサービスを展開することが可能となる。
2018年6月1日に施行される「割賦販売法の一部を改正する法律(改正割賦販売法)」では、クレジットカードを取り扱う加盟店様に対して、クレジットカード番号等の適切な管理(非保持化またはPCIDSS準拠)や不正使用対策(決済端末のIC対応化・ネット上でのなりすまし防止対策)を講じることが求められる。これに伴い、加盟店が必要とするクレジットカード情報の非保持化や不正使用対策等のセキュリティ強化を支援する取り組みについても、今後両社で検討を進めていくそうだ。