2018年2月8日22:26
オムロン ソーシアルソリューションズ(OSS)は、ホテル業界におけるオートメーション事業に参入し、第1弾として宿泊客自身の操作でチェックイン手続きを行えるセルフチェックイン端末「スマーレ」(国内初の卓上型および自立型)を、2018年秋に発売すると発表した。
「スマーレ」は、相鉄ホテルマネジメントとパートナー関係を構築し、同社が有するホテルのフロント業務における知見やノウハウをもとに開発した。今後、相鉄ホテルマネジメントが運営する相鉄フレッサイン、ホテルサンルートへの展開。また、それ以外の一般のホテル企業への拡大展開を予定している。
「スマーレ」は、セルフチェックインに必要な機能を搭載しつつ、決済手段をクレジットに限定することで、自立型端末の約1/10の大きさを実現したという。これにより、フロントカウンターへの設置が可能となり、セルフチェックイン手続き時の顧客の移動が不要となる。さらに、決済手段をクレジットに限定したことで、自立型端末の半分以下のコストを実現したという。
また、訪日外国人の方でもスムーズにチェックインできるよう、パスポートリーダを搭載。4か国語(日本語・英語・韓国語・中国語簡体・中国語繁体)での画面表示と音声案内により、現金以外のチェックイン手続きをすべて1台で完結することが可能となる。