2018年2月24日9:00
ビットコインのマイニング電力が、2018年末にはアイスランドの住民が消費する電力量を超えるという、とんでもない事態に発展している。
アイスランドは人口34万人。電力は地熱や水力、風力などの再生可能エネルギーでまかなわれている。
アイスランドはビットコインなど仮想通貨のハブとして、マイニング業者を呼び込んでいた。今年のマイニング電力消費量はアイスランドの家庭に必要な700GWを超えると予測されている。
仮想通貨は分散処理で、大容量のコンピュータは不要、という触れ込みではなかったのか。それが環境破壊に繋がる可能性も出てきた。
まだほんの少しの仮想通貨しか発行されていないが、全世界でブロックチェーンを使った仮想通貨が主流になれば、電力パニックになるかもしれない。