2018年3月5日17:58
トランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)は、キリン堂ホールディングスの子会社で、関西を中心に国内 360 店舗の薬局、ドラッグストアを展開するキリン堂において、約 330店舗のドラッグストア店舗にてクレジット、銀聯、電子マネーの各種決済サービスの提供を開始し、2018年3月5日から順次導入されることとなったと発表した。
キリン堂では、新POSレジの導入に伴い、決済周りのシステムを大幅にリニューアルすることとなり、TMNは、クレジットカード、銀聯、電子マネーの決済処理センタの機能を提供している。
TMNの決済センタは、シンクライアント型のマルチ電子マネー決済サービスを実装し、現在、日本全国の食品スーパー、ドラッグストア、コンビニエンスストアをはじめとした小売・流通事業者(2017年12月現在、約22万台端末接続実績)に、サービスを提供している。また、2018年3月からは、新たにクレジットカード決済サービスの提供を開始した。
今回、キリン堂で導入されるクレジット決済では、2020年までのIC義務化を視野に入れた国際基準 PCI PTSのセキュリティ要件 SREDに対応した決済端末とTMNセンタを接続することにより、クレジットカード保持者の情報を、読み取った直後に暗号化して転送するため情報漏洩のリスクが低く、高いセキュリティを実現したそうだ。
TMN では現在、クレジットカード業界のセキュリティ標準化協議団体である 「PCI SSC」 が定める「PCIP2PEソリューション」の認定取得(2018 年 3 月取得予定)を進めている。
株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス
トランザクション・メディア・ネットワークス(TMN)は、業界初の交通系電子マネーにも対応したシンクライアント型電子決済システムを提供しています。これまで電子マネー導入の大きな阻害要因となっていた高い導入コストをセンター処理型システムにより解消いたします。また、当社システムはNFCにも対応、シンクライアントの拡張性を活かし、ポイント・電子ギフトといったCRMサービスや認証サービスなどを提供するASP事業者様との連携により決済+CRMのワンストップサービスを加盟店事業者様にご提供いたします。