2018年5月15日9:00
銀行の78%、マーチャントの68%は、リアルタイム決済とオープンバンキングによって、既存決済カードの重要性の希薄化が加速すると回答した。
調査したのは、ACI Worldwideで、レポートタイトルは「2018グローバル決済インサイト調査:リテールバンキング」。調査対象は、金融機関やマーチャント、請求会社のエグゼクティブである。
エリア別にみると、既存決済カードの希薄化に対する意見が最も多かったのが欧州の銀行で83%。ついでアジアが76%、米国が73%だった。マーチャントではアジアが74%で最も高く、欧州が68%、米国が66%だった。
アジアでは銀行もマーチャントも70%代で高い。このエリアではQRコード決済が既存カード決済シェアを侵食している。