消費者提示型のバーコード決済サービス「コード支払い」開始(ヤフー)

2018年6月5日15:06

ヤフー(Yahoo! JAPAN)は2018年6月5日、「Yahoo! JAPAN」アプリにおいて、バーコード(1次元バーコード、QRコード)を表示し、店舗の端末やレジに提示することで決済できる消費者提示型のバーコード決済サービス「コード支払い」を開始した。

消費者提示型のバーコード決済サービス「コード支払い」のイメージ(ヤフー)

6月5日から福岡ソフトバンクホークスの「タマホームスタジアム筑後」、6月12日から「ヤフオク!ドーム」、6月8日から上新電機、6月中旬からアインファーマシーズ、ストライプインターナショナルのKOE、6月中旬からストライプインターナショナルのearth music&ecology、2018年8月からモンテローザ、2018年10月から新星堂薬局、そのほか福岡地所やウエルシアホールディングスが導入を検討している。

消費者提示型の「コード支払い」は、口座数が4,000万を超える決済サービス「Yahoo!ウォレット」の新機能で、「Yahoo! JAPAN」アプリから利用できる。支払い方法は、あらかじめ登録済したクレジットカードによる支払いと、コンビニエンスストアや銀行口座などからチャージした「Yahoo!マネー」(電子マネー)による支払いの2種類から選択できる。ユーザーはヤフーのマークがある店舗で、「Yahoo! JAPAN」アプリにユーザー専用のバーコードを“提示することで決済できる。また、支払い金額に応じて200円(税込)につき1ポイントのTポイントが貯まるそうだ。

なお、今秋には店舗側の提示するQRコードをユーザーが「Yahoo! JAPAN」アプリで読み取って決済する店舗提示型のQRコード決済サービス「読み取り支払い」の提供も予定している。同サービスでは、Yahoo! JAPANが保有する特許技術を用いて、ユーザーが任意の金額を入力して決済できる仕組みを採用し、どのような商品・サービスの購入にも店舗ごとに1つのQRコードで対応できるようにするそうだ。これにより、加盟店は特別な設備投資を必要とせず、QRコードを店頭に掲示するだけで導入できるため、小規模な店舗でも取り入れやすいという。

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