2018年6月14日16:55
ヤマトフィナンシャル(YFC)とヤマト運輸(YTC)は、「クロネコメンバーズ」の会員情報との連携により、購入者が都度、住所やクレジットカード情報を入力せずにネットショップを利用できるID決済サービス「クロネコペイ」を2018年6月18日より開始すると発表した。
決済代行サービスを提供するYFCでは、会員数約2,000万人のYTCの無料会員サービス「クロネコメンバーズ」と連携して展開する。「クロネコメンバーズ」に新たにクレジットカード情報登録画面が加わり、 登録されたクレジットカード情報は、 国際セキュリティ基準「PCI DSS」に準拠したヤマトグループの決済システムによって管理される。
通販事業者の「クロネコペイ」の利用には、「クロネコwebコレクト」の契約が必要だ。なお、 初期費用・固定費はかからず、決済手数料のみで利用できる。
第一弾として、6月18日から、YFCが提供するネットショップ開業サービス「らくうるカート」、7月末から「クロネコwebコレクト」リンク方式を導入しているネットショップ約4,000店で「クロネコペイ」に対応する。
今後はさらに、宅急便の運賃の支払いや、店舗での買い物などのシーンで利用できるよう進化させていきたいとしている。