2018年6月28日7:00
京都市観光協会はこのほど、ぐるなびの協力のもと、外国人観光客向け公式サイト「KYOTO OFFICIAL TRAVEL GUIDE」において、市内飲食店の予約決済サービスの運用を開始したと発表した。6月26日時点では、京都市内の懐石料理,京料理,鱧料理,居酒屋,焼き肉など 41店舗で開始し、8月頃には60 店舗となる見込みだ。
同サービスは、外国人観光客に飲食店の「即時予約」・「オンライン決済」機能を「多言語」で提供するもので、旅行の楽しみの1つである食事について、「タビマエ」「タビナカ」でのプランづくりをサポートし、外国人観光客の食事やナイトライフに対する満足度の向上、観光消費のさらなる拡充を図るとともに、飲食店が抱える「ノーショウ」問題の解決も目指すものだ。
同取り組みは、2014 年8月に京都市とぐるなびが締結した「地域活性化包括連携協定」の一環として展開するもので、京都市観光協会では、キャッシュレス決済など外国人観光客の受入環境整備を通じた消費拡大や満足度向上など、京都観光のさまざまな課題を解決する多面的なアプローチにより、DMO 登録法人として観光地の経営に取り組んでいきたいとしている。