2018年6月28日7:00
小田急電鉄は、グループカード「OPカード」の案内業務にコミュニケーションロボット「ロボホン」を本格活用することとし、2018年7月1日から、『新宿ミロード』および『相模大野ステーションスクエア』内の「OPカード」特設入会カウンター2カ所に導入すると発表した。
「ロボホン」による案内は、4月から5月までの2カ月間、『新宿ミロード』にて試験導入したところ、新規入会者数は対前年比7.2%の増加につながった。小型の「ロボホン」がOPカードの魅力やサービス内容を伝えることで、利用者とのコミュニケーションが円滑になり、幅広い世代の人に入会カウンターへ足を運んでもらうことができたそうだ。
同社が設置する「ロボホン」は、シャープが提供するモバイル型コミュニケーションロボット「ロボホン」に、トランスコスモスが提供するアプリケーション「ロボティクスマーケティングfor ロボホン」を搭載したものとなる。
今後も、他の商業施設等でも展開する「OPカード」特設入会カウンターへの「ロボホン」の設置を進めるとともに、AI技術を活用したコンテンツ拡充策を検討するなどして、コミュニケーションのさらなる深化と、より楽しく分かりやすい案内を目指すそうだ。