2018年7月9日21:12
近商ストアと近鉄グループホールディングスは、2018年10月下旬から、スーパーマーケットKINSHO、および食品専門館ハーベスの各店で利用できる電子マネー機能を付加した近鉄グループのポイントカード「KIPS近商カード」を発行し、自社型電子マネーカードによるレジ決済サービスを開始すると発表した。
電子マネーサービスは、あらかじめ専用端末機で入金した金額を支払いに利用するため、クレジットカードを保有していない人でも、小銭などのやり取りがないキャッシュレスの決済が可能で、レジでの精算時間が短縮できる。支払い時の使い方は現在のポイントカードと同様で、KIPS近商カードだけで支払いができ、ポイントも同時に貯まる。さらに、通常の買い上げ額200円(税抜)につき1ポイントの付与に加え、「近商電子マネー」による支払いで、300円(税抜)につき1ポイントのKIPSポイントが貯まる。貯まったポイントは従来どおり、近鉄グループの各店舗で利用可能だ。
利用者は、専用端末機で入金でき、入金上限額は5万円で、1回あたりの最大入金上限額は4万9,000円となる。
「KIPS近商カード」の利用データなどを活用し、顧客に適したお得な情報や特典の提供を行うことで、近鉄沿線を中心とした地域密着の食品スーパーとして、顧客の満足度やリピート率を高め、各地域の一番店を目指す。