2018年8月11日9:00
ウォルマートのストアカードはこれまでシンクロニー(Synchrony Financial)の独占だった。それが2019年をもって終了する。
ウォルマートのカード契約を勝ち取ったのはキャピタルワン。2019年8月1日より、プライベートレーベルのストアカードと、国際ブランドつき提携カードを発行することになった。
シンクロニーはウォルマートカードの100億ドル(1.1兆円)にのぼる残高を売却するか、ポートフォリオにもちつづけるか、汎用クレジットカードへ移行するかを検討する。
シンクロニーにとって、1.1兆円の残高を失うのは大きな痛手だ。利息収入だけでシンクロニーの金利手数料収益の10%強を占めていた。