2018年9月3日19:47
楽天は、運営するスマホアプリ決済サービス「楽天ペイ(アプリ決済)」が、アルピコグループのアルピコタクシーとアルプス交通が運行するタクシーで利用可能となったと発表した。9月1日より、長野県内で運行するアルピコタクシーとアルプス交通の計412台のタクシーにて、同サービスの利用がスタートした。なお、長野県の法人タクシーにおいて、プリント型QRコード決済サービスが導入されるのは、初となる。
「楽天ペイ(アプリ決済)」は、クレジットカードを登録することで、スマホアプリで支払いができるサービスとなる。利用者は、導入店舗のタブレット端末に表示されるQRコードや、印刷されたプリント型QRコードをアプリで読み取るだけで、決済を行うことが可能だ。また、楽天グループのポイントプログラム「楽天スーパーポイント」を貯めたり、支払いに使ったりすることもできる。さらに、支払い元となるクレジットカードを「楽天カード」に設定すると、「楽天ペイ(アプリ決済)」(200円につき1ポイント)と「楽天カード」(100円につき1ポイント)のそれぞれのポイントを貯めることができる。
利用者は、「楽天ペイ(スマホ決済)」に対応しているタクシーで会計時に、車内備え付けのプリント型QRコードを読み取り、料金を入力し、確認画面でスライドすることで、決済を行うことが可能だ。
また、印刷されたQRコードであれば、QRコード表示用のスマートフォンやタブレットが不要で、低コストで「楽天ペイ(アプリ決済)」に対応することができることから、アルピコタクシーとアルプス交通は今回、多くの車両でプリント型QRコードを使った「楽天ペイ(アプリ決済)」を導入することを決定した。