2018年10月15日17:53
イオンフィナンシャルサービスのマレーシア現地子会社となるAEON CREDIT SERVICE BERHAD(イオンクレジットサービスマレーシア)は、2018年10月12日から、QRコード決済や各会員特典を備えたスマートフォンアプリ「イオンウォレット(マレーシア版)」の会員申込を開始し、順次アプリの展開を開始すると発表した。まずは、マレーシアにおいて小売事業を展開するAEON Co.BHD.(イオンマレーシア)、およびAEON BiG SDN.BHD(イオンビッグマレーシア)において「イオンウォレット」を導入する。
「イオンウォレット」は、イオンクレジットサービスマレーシアが発行する電子マネー(国際ブランドプリペイド「イオンメンバープラスカード」)を搭載するほか、イオンクレジットサービスマレーシアが発行しているすべてのクレジットカードを登録可能だ。また、QRコード決済やオンラインバンキングからの即時入金ができるほか、各カードの残高や利用履歴、販促情報等をリアルタイムで確認できる。
また、イオンマレーシア、イオンビッグマレーシア、イオンクレジットサービスマレーシアそれぞれの会員を「イオンウォレット」上で統合し、属性情報・決済情報に単品購買情報を組み合わせ、マーケティングや商品開発に生かすことで、より顧客のニーズに対応した品揃えやサービスの展開が可能となる。
「イオンウォレット」は随時、NFC決済、会員間送金、他社クレジット/デビットカードの登録、電子クーポンなど、機能を拡充していきたいとしている。また個品割賦、パーソナルローン(無担保小口ローン)、保険商品などイオンクレジットサービスマレーシアが提供する既存のサービスと連動し、「イオンウォレット」のUI(ユーザーインターフェース)/UX(ユーザーエクスペリエンス)の向上に努めていく方針だ。