2018年11月5日17:30
三菱地所と三菱地所プロパティマネジメントは、丸の内エリア一帯のキャッシュレス化を加速すると発表した。第一段として 2018年11月8日オープンの「丸の内二重橋ビル」商業ゾーン「二重橋スクエア」の25テナントに、非接触型・QRコード型キャッシュレス決済端末を導入する。
「二重橋スクエア」を皮切りに、2019年4月には丸ビル、新丸ビルへ導入、さらに丸の内エリアの約 20 棟のビル、約600 のテナントに順次拡大していく予定だ。
具体的に、QR コード決済対応端末及びテナントコミュニケーションツールとして、汎用性の高いiPad を整備。今後新たな決済サービスが登場した際も、アプリ導入によりスムーズな対応が可能となる。また、iPadを活用することでテナントとのコミュニケーション(各種申請、連絡、アンケート等)の効率化を図り、さらに開発・導入済みの「接客音声翻訳アプリ」の整備強化による訪日外国人対応のサービス向上を図るという。
また、各種非接触型決済に対応するため、現在交通系IC決済等利用のFeliCa対応リーダライターに加えて、最新型(NFC対応)に更新する。
そのほか、主にレストラン店舗のテーブル決済(無線型決済)時に利用可能となる端末を希望店舗に整備する。同端末は、クレジット決済、電子マネー、銀聯等の決済が可能だ。