2018年12月3日19:00
琉球インタラクティブと、戦略子会社であるリージョナルマーケティング琉球(RMR)は、インバウンド向けQRコード決済サービス「WeChat Pay」および「Alipay」の沖縄での導入支援を2018年12月3日より開始すると発表した。
平成29年度沖縄県入域観光客統計概況によると、2017年度の沖縄県への外国人観光客入域客数は、269 万 2,000 人と10年連続で過去最高を達成している。その中でも、中国本土からの観光客数は前年度比25.4%増の54万6,000人となっており、同国の人口を考慮すると今後も成長余地は十分に大きいと考えられるそうだ。また、平成29年度外国人観光客実態調査での消費の傾向としても中国人観光客の消費額はアジア圏の中で最も高く、全体の平均値を大きく押し上げている。
WeChat PayとAlipayは、いずれも億人規模のアクティブユーザーが利用しているQRコード決済サービスとなる。今後は、県内の観光関連企業に対し両サービスの導入を進めていくことで、急増する中華圏からの外国人観光客の利便性を高め、スマホ決済が可能なサービスインフラを確立し、県内の消費喚起と沖縄観光の満足度向上につなげていく方針だ。