2018年12月17日19:30
セブン‐イレブン・ジャパンと日本電気(NEC)は、2018年12月17日、小規模商圏への本格的な展開を目的に、NECのAI・IoT技術を活用した初の『省人型店舗』となる「セブン‐イレブン三田国際ビル20F店」をオープンした。
同店舗には、NECとして国内初導入となる「顔認証による決済」をはじめ、「ターゲット広告サイネージ」などのシステムに加え、冷蔵庫等の設備情報を24時間自動収集し、安定稼働をサポートする「設備の稼働管理」や「AIを活用した発注提案」等、従業員を支えるシステムとなる。
具体的には、コミュニケーション・ロボット「PaPeRo i」が利用者の顔を認識し、属性に応じたおすすめ商品を提案。また、手ぶらで決済が完了できる(社員証決済にも対応)。さらに、遠隔での売場確認に加え、特定エリアへの侵入検知が可能になるという。
さらに、顔情報で認証を行い、自動ドアをスムーズにオープン可能だ。また、顔画像から利用者の年齢・性別を推定し、ターゲットに合わせた広告を表示する。
そのほか、設備の情報を24時間自動収集し、設備の安定稼働をサポート。販売実績や天気などAIデータから推奨の発注数を算出し提案するそうだ。