2019年2月3日9:00
中国人の決済手段といえば、かつて銀聯カードだった。それが今ではAlipayとWeChat Payになっている。
中国人旅行者の必携品はスマートフォン。そこにはAlipayとWeChat Payのアプリがはいっている。
その旅行者の消費を促進するため、世界中でAlipayとWeChat Payの受付が加速している。どれだけ進んでいるのか。
ニールセン(Nielsen)によると、シンガポールやマレーシア、タイでは、スーパーとコンビニの4分の3が受付けている。免税店や高級ブランドショップでは約71%がという高い比率だ。
モバイル決済受付が増えるにしたがい、中国人旅行者のモバイル決済利用者比率も増えている。旅行中にモバイル決済を利用した人は、2017年65%だったが、2018年には69%に増えている。