2019年2月22日6:30
JR東日本スタートアップと、サインポストは、AIを活用した無人決済店舗の本格的な事業化に向け、合弁会社の設立を検討する基本合意書を締結したと発表した。締結は2019年2月21日付けで、今後、合弁会社の詳細について具体的に検討していく。
サインポストは、 2017年度の「JR東日本スタートアッププログラム」の最優秀賞受賞企業。駅ナカ店舗を利用する人へのサービス向上、従業員の働き方改革や人手不足の解消を目的に、同プログラムの一環で、2017年11月には、同社が開発したAI無人決済システム「スーパーワンダーレジ」を使い、無人決済店舗のテストマーケティングを大宮駅で実施した。
さらに2018年10月から12月には、AI無人決済システムの商品認識率と決済認識率を向上させ、第二弾となる実証実験を赤羽駅で展開。JR東日本スタートアップと協業し、決済の短時間化による利便性向上を実現する無人決済店舗の開発を進めている。
今後、システムの改良等により無人決済店舗の開発を加速させるため、合弁会社設立の検討を開始する。会社の設立時期や企業名等については、今後検討を重ねていく。