2019年3月5日17:30
芝浦自販機は、GMOフィナンシャルゲート(GMO-FG)、およびIngenico Groupの日本法人Ingenico Japanと共同で、飲食店をはじめ各種業態におけるEMV対応のクレジットカード対応券売機(KC-BX_IN・KC-TX_INシリーズ)を開発したと発表した。
券売機業界は決済の多様化に対して2018年6月に公布された改正割賦販売法に対応するためにクレジットカード決済のEMV対応も求められており、芝浦自販機ではGMO-FGとIngenicoと協力して加盟店に提供する。
すでに都内では2店舗が稼働しており、その後も2019年の上期稼働に向けて申込件数が増加しているという。
EMV対応は接触決済に加え、非接触決済「Visaタッチ決済」「Mastercard コンタクトレス」にも対応している。また、「iUC280」と「KCシリーズ」では順次国内電子マネー・ポイント等の決済に対応を予定しており、利用シーンに応じた機能を搭載していくそうだ。
「iUC280」は、磁気式カード、接触ICカード、非接触決済にも対応しており、自動販売機・自動サービス機向けの組込型マルチ決済端末として利用シーンに応じた決済サービスを提供する。EMVやPCI PTSといった国際基準のセキュリティ要件も満たしているとした。