Ingenico Japan、生体認証決済端末や自販機組込み新製品を紹介

2023年3月27日20:00

Ingenico Japan(インジェニコ・ジャパン)は、リテールテックJAPAN2023で、新しい決済プラットフォーム「PPaaS (Payments Platform as a Service」、決済端末の導入をサービス利用でサポート可能な「TaaS(Terminal as a Service)」等を紹介するとともに、生体認証決済が可能な決済端末、「Self/5000」を自動販売・サービス機に組み込んだ製品などを展示した。

手のひら静脈認証センサー「PalmSecure」実装の新端末のデモ

手のひら静脈認証センサー「PalmSecure」実装の端末

Ingenicoのブースにはアクワイアラや流通事業者などが訪れ商談を行ったという。同社では、NTTデータや日本カードネットワーク、GMOフィナンシャルゲートのセンターに接続する決済端末を提供している。

例えば、汎用端末を決済端末に利用する「Tap to Phoneソリューション」は同社のブースでもデモを実施したが、加盟店への新たな選択肢としてアクワイアラ(加盟店開拓会社)が興味を示したという。

また、決済端末に、富士通フロンテックの手のひら静脈認証センサー「PalmSecure」を実装した端末のデモを行った。富士通フロンテック・ノースアメリカと連携した決済ソリューションだ。海外では加盟店においてテスト運用がスタートした。手のひら静脈認証との連携は昨年の展示会などでも発表していたが、今回はPOS連動に対応している。同端末は2月のモロッコの端末で初めて公開されたという。

生体認証決済端末普及に向けたポイントは?
Self/5000の自販機連携製品は5月に発売予定

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