LINE Payが友だちに1,000円相当を送れる「300億祭」で送金体験を強化

2019年5月17日8:00

LINEとLINE Pay は、2019年5月20日(11時~)から29日の期間中、300億円相当分を上限に、「LINE」友だちに1,000円相当の「LINE Payボーナス」を送ることができる「祝!令和 全員にあげちゃう300億円祭」を開催すると発表した。

左からLINE 取締役CSMO 舛田淳氏、 「LINE Pay」アンバサダー 今田美桜さん、 特別ゲストのHIKAKINさん、LINE Pay 取締役COO 長福 久弘氏

「令和=キャッシュレス」の時代に
LINE史上最大の祭りを開催

5月16日に開催された記者説明会では、LINE 取締役CSMO 舛田淳氏が登壇し、キャンペーンの概要を説明した。LINE Payでは、モバイル決済・送金サービス「LINE Pay」を強化しているが、「令和の時代ではキャッシュレス社会が当たり前になり、お金の在り方を劇的に変えていく」とした。

LINE Payでは、期間中いつでも20%還元が受けられる「Payトク」キャンペーンをはじめ、モバイル決済の認知や利用を高めてきたが、さらなるキャッシュレス化の浸透には、送金サービスの普及が重要であるとした。

そこで今回、「キャッシュレス社会の幕開けを担うLINE史上最大の祭りを開催します」と舛田氏は話す。「祝!令和 全員にあげちゃう300億円祭」では、LINEユーザーはキャンペーンページから自身の「LINE」友だちに「LINE Pay」の送金機能を利用するような感覚で「LINE Payボーナス」を送ることができるという。

令和時代の目標について HIKAKINさんは(時代に合わせたユーチューバーとしての)「変化」、今田美桜さんは「福岡」(への恩返し)と発表

送られた金額はLINE Payボーナスとして付与
「かんたん本人確認」の訴求にも期待

友だちから送付されたユーザーは、「LINE Payボーナス」1,000円相当を受け取ることができる。ユーザーが1,000円相当を送る際の手数料は無料だ。また、期間中であれば、「LINE」友だちやグループにも送ることが可能。

同キャンペーンで1回に送ることができる友だちは最大500人、また、1日に送ることができる上限回数は5,000回となる。1人が受け取れる金額は1,000円となる。

友だちから送られた1,000円相当は、LINE Payボーナスとして付与される。LINE Payボーナスは、店舗やオンラインのLINE Pay加盟店、送金で1LINE Payボーナス=1円相当として使うことができる。なお、銀行口座への出金やATMでの引き出し、「LINE Pay カード」、「QUICPay+」での支払い時には使うことができない。

また、受け取ったLINE Payボーナスを利用するには、LINE Payの利用登録を行い、本人確認を行う必要がある。本人確認は、①銀行口座の登録 ②かんたん本人確認(オンライン本人確認 e-KYC) ③郵送本人確認、の3つが可能だが、LINE Payでは、スマートフォンと身分証があれば簡易に本人確認ができる「かんたん本人確認」での事前の本人確認を勧めている。

今回は10日間のキャンペーンとなるが、もし期限内に送られた総額が300億円相当に達した場合、キャンペーンはその時点で終了する予定だ。

LINEのコミュニケーションと送金の親和性は高い
決済と送金のサイクルを効率よく回す狙い

現在、スマホアプリを活用した送金サービスは複数の事業者が展開しているが、各社とも試行錯誤しながら利用を伸ばしている状況だ。LINE Payでは、たくさんの友だちと「LINE」のアプリ内で気軽にコミュニケーションを取りながら、送金できることが強みであるとした。送金サービスを普及させることで、お金を受け取った人が「Payトク」キャンペーンなどの高還元キャンペーンで使ってもらうなど、決済・送金のサイクルを効率よく回してもらうことが可能となるため、“送金体験”に注力するという。

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