吉野家でメルペイあと払いを利用すると牛丼が実質114円に

2019年8月2日8:00

スマホ決済サービス「メルペイ」を運営するメルペイは、牛丼チェーンの吉野家等において、2019年8月1日~8月11日までの期間中、「吉野家」の店舗で「メルペイ」を利用して決済すると、支払額の最大70%相当がポイント還元される大型キャンペーン「ニッポンの夏!最大70%ポイント還元!キャンペーン」を実施している。吉野家では、キャンペーン中に「メルペイあと払い」を利用すると、牛丼並盛が実質114円になる。8月1日には、吉野家 有楽町店において両社が説明会を行った。

左からメルペイ マーケティング責任者 山代 真啓氏、吉野家 常務取締役 伊東正明氏

吉野家は若い女性層などの利用拡大に期待
キャッシュレス化を積極的に進める

「ニッポンの夏!最大70%ポイント還元!キャンペーン」は、「メルペイ」の加盟店で「メルペイあと払い」を利用して決済 (iDまたはコード払い)すると、支払額の50%相当または70%相当(セブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、デイリーヤマザキ、ポプラグループ、吉野家、マクドナルド店頭での支払いの場合)がポイント還元されるものだ。利用者は、期間中合計1,500ポイントまで還元される。同キャンペーンは、後日利用金額を支払える「メルペイあと払い」を利用して決済した人、メルペイ残高払いで支払った人が対象となる。

吉野家ではiDでの支払いに対応することでメルペイが利用可能に

吉野家では、吉野家プリカ、WAON、nanaco、楽天Edy、交通系電子マネー、iD、QUICPay、Origami Payと、さまざまなキャッシュレス決済を導入している。電子マネー導入の背景は消費者の利便性向上で、特にスピード決済はキャッシュレス最大の武器だとした。10月以降は税率が変わるため、小銭のやりとりが増える可能性があり、今後もキャッシュレス対応を積極的に進めていく方針だ。コード決済にはOrigami Payに対応しているが、他の手段の導入も検討している。

吉野家では、キャッシュレス化比率が10%程となっている。有楽町店では4割がキャッシュレス決済となり、中でも交通系電子マネーの利用が多い。吉野家では共通ポイント「Tポイント」の提示率も高い

吉野家 常務取締役 伊東正明氏によると、メルカリは女性が6割、年齢層も10代、20代が多くを占める。吉野家の郊外店では、都心の店舗に比べてテイクアウトの利用者が多い。イートインは8割が男性だが、テイクアウトではその比率が半々になる。そのため、すでに売上金を保有しているメルカリユーザーに来店してもらうことを期待している。伊東氏は、「お持ち帰りも含めて利用形態、新しいターゲット層に利用をしていただきたい」と話す。

メルペイあと払いの利用は想定以上に好評
年齢や利用状況に応じて与信を実施

メルペイは、2019年2月にサービスを開始。現在、iDの利用で約250万ユーザーを抱えており、コード決済を含めるとさらに利用は増える。「メルペイあと払い」は2019年4月23日のサービス開始し、利用時に都度チャージする手間がなく、まとめて支払える点や、利用者自身で利用金額を設定できる点などが好評を得ているそうだ。例えば、前払いの場合は残高が不足する可能性があるが、そういったことを気にせずに支払いができる点が消費者に受けているとした。月の利用金額は想定以上に多く、未回収率も一般的な後払いサービスに比べて低い数字になっているという。

メルペイあと払いでは、利用者は月末までの利用を翌月末までに支払う(手数料300円/月)。メルペイでは、年齢や利用状況に応じて与信を行い、月の利用金額の上限などを個別に定めているとした。現在の利用はコンビニエンスストアや飲食店などの少額決済が多いが、メルペイの加盟店はさまざまな業種に増えており、今後は単価も高まると想定している。

メルペイ マーケティング責任者 山代 真啓氏は、「キャッシュレスのお得さと楽しさを感じていただきたいです」と意気込みを見せた。

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