2010年11月12日9:00
個人間の決済手段はどのようになっているのだろうか。米調査会社のAiteグループは個人間決済についての調査結果を発表した。
個人間の決済でもっとも広く使われているのは、やはり現金だった。全体のトランザクションの50%を現金が占めた。
次いで多かったのが小切手で17%。現金と小切手をたすと67%。それ以外の33%が情報通信技術を活用したニューペイメントだった。
そのなかでもっとも多かったのが、ギフトカードで11%。個人間決済というよりも、お金のやり取りとしてギフトカードと回答した人が多いようだ。
ついで国内銀行送金が7%、オンラインバンキングが4%と送金サービスがつづく。
デビットカードでの決済は4%、クレジットカードは3%でデビットカードのほうが多い。その他は5%となっている。
現金や小切手というシェアを考えると、ニューペイメントの可能性は高い。
2010年8月、米国、英国、豪州の3カ国の3,190人を対象に調査を実施したもの。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。