2019年9月25日7:00
GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は、 総合決済サービス「PGマルチペイメントサービス」の接続方式である「リダイレクト(リンク)型」の新モデルとして、決済画面を短時間で設定できる「リンクタイプ Plus」を、2019年9月24日より提供開始すると発表した。
EC事業者は、自社のECサイトに「PGマルチペイメントサービス」をつなぎこむ時に「リンクタイプ Plus」を使用することで、専門的なプログラミング知識を持たなくても、商品購入手続きを行うフォーム(決済画面)の各種設定を行うことができるという。
「PGマルチペイメントサービス」では、 ECサイトとの決済システムの接続において、EC事業者がクレジットカード情報を保持することのない、 非通過型の接続方式(リダイレクト(リンク)型/JavaScript型(トークン型))を提供している。「リダイレクト(リンク)型」は、購入者のクレジットカード情報がEC事業者の機器やネットワークを通過せずに、決済代行事業者のサーバー上に遷移し、決済処理を行うものだ。リダイレクト(リンク)型の「リンクタイプ」は、ECサイトの決済画面を細かく設定できる一方で、専門的なプログラミングの知識や技能を要するうえ、決済手段を追加するごとに複数のファイルを作成・アップロードする手間がかかっていたという。
「リンクタイプ Plus」を用いた決済システムでは、決済画面における決済手段、デザイン等の要素を、すでに用意されている項目の中から選択する操作で設定できるため、従来の「リンクタイプ」とは異なり専門的な知識は必要ないとしている。また、「リンクタイプ Plus」もクレジットカード情報の非通過型「リダイレクト(リンク)型」となるため、 EC事業者においては購入者のクレジットカード情報の非保持化を実現できる。
今後はデザインテンプレートや対応言語、 決済手段の追加をはじめ、決済画面のURLを独自ドメインに変更することができる機能など、EC事業者にとって利便性の高い機能の追加も予定している。
GMOペイメントゲートウェイ株式会社
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ペイメントナビ編集部
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