2019年11月15日7:00
ビザ・ワールドワイド・ジャパ(Visa)は、2019年11月14日、VisaデビットカードがGoogleの提供するGoogle Payへの対応を開始した。
Google PayはAndroid端末向けにGoogleが提供するウォレットサービスとなる。Visaカードを登録することにより、Visaのタッチ決済対応店舗やオンラインでのスムーズでセキュアな支払いを可能にする。今回、日本のVisaカード発行会社が、Visaのタッチ決済でGoogle Pay対応を行うのは日本初となる。
Google Payへの対応は、ジャパンネット銀行、ソニー銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行が発行するVisaデビットカードが対象となる。
Google Payはモバイル端末でVisaのタッチ決済を実現するためのVisaのセキュリティ・プラットフォーム「Visaトークンサービス」を採用している。「Visaトークンサービス」は、Visaカードの番号や有効期限などの情報をトークンと呼ばれるデジタル識別子に変換することで、ユーザーがモバイル端末を使用して買い物をする際に実際のカード番号を使わずに決済を行う技術だ。これにより、スマートフォンの紛失や加盟店への不正アクセス等によるカード情報の流出を防ぐことができるとしている。