2010年11月16日9:00
プリペイドカード会社として米国ではじめて株式公開したグリーンドットが快進撃をつづけている。
第3四半期の収益は前年同期比36%アップして8,890万ドルになった。利益は前年同期比14%増えて900万ドル。
トランザクションも絶好調で、この四半期にアクティベートした新規カード枚数は36%増の150万枚。チャージ額はなんと69%アップの25億ドルとなった。
グリーンドットはいままで、ウォルマートなどの小売店頭でプリペイドカードを販売する、というスタイルで成長してきた。その成長を加速する戦略として、オンライン市場に注力している。
2010年初よりオンライン部門に積極投資をし、リチャージ型のプリペイドカードをオンラインで販売するために、全米ネットのテレビ広告も打っている。
オンラインは若年層の獲得にも有効。グリーンドットは、ライフタイムバリューを伸ばすため、この市場への投資を今後も継続するとコメントしている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。