関西国際空港でキャッシュレス決済機能付きショーケースを用いた物販の実証実験(アリペイ/関西エアポート/パナソニック)

2020年1月23日17:40

アリペイジャパン、関西エアポート、パナソニックは、2020年1月24日~30日まで、関西国際空港第1ターミナルビルの国際線ゲートエリア内で、キャッシュレス決済機能付きショーケースを用いた物販の実証実験を行うと発表した。

上からインナーボックスタイプ、画像認識タイプ(アリペイジャパン/関西エアポート/パナソニック)

今回の実証実験では、中国の主要決済サービスのひとつであるAlipayのQRコード決済に対応したパナソニック製ショーケース2種(インナーボックスタイプ、画像認識タイプ)各2台を関西国際空港の国際線ゲートエリア内に試験的に設置し、特に中国人旅行客に人気のある「東京ばな奈「見ぃつけたっ」」と、「白い恋人」を販売。ショーケースからの購入で10%オフになるキャンペーンも実施する。

利用者は、タッチパネルに表示されるAlipayのQRコードをスマートフォンでスキャンして、デポジット金額を決済。決済が完了するとケースの扉が解錠。カメラによる画像認識と重量センサで取り出された商品と数量を判別し、タッチパネルに購入金額を表示。購入を確定すると残金を返金する。

中国人旅客数が増える春節期間中に実施し、キャッシュレスでお土産を購入できる利便性、無人店舗としての運用性や省力化の実現、ショーケースの性能や操作性などについての検証を行う。また、今回の実証実験期間に合わせて、同ショーケースで商品を購入すると10%オフになるキャンペーンも実施する。

同実験で用いるショーケースは冷蔵機能も搭載しており、冷蔵保管が必要な商品での実証実験についても今後検討していくという。

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ペイメントナビ編集部

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