2020年2月7日8:00
リードエグジビションは、2020年2月5日~7日まで、「第7回 ライブ・エンターテイメントEXPO」「第3回 スポーツ ビジネス 産業展」といった4展示会を幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)で開催している。会場では、チケッティングや決済に関連したソリューションが展示されていた。
ユニエイムは、チケット作成、販売、来場者管理、データ解析、電子決済機能といったイベント運営にかかわる業務を代行する「デジタルチケットソリューション」を提供している。POS機能では、チケットのQRコードを決済にも使用することが可能だ。
ファンクラブ、チケッティング、郵送物発送、グッズ製作、物流、人員対応など、エンターテインメントビジネスをサポートするテイパーズは、イベントでのグッズ販売のデモを実施。レジでは、ICタグを活用することで、一括読み取りを実現。商品情報の読み取りから、支払いを円滑にするという。
EMTGは、イベントの入場時にモギリの担当者の代わりに、利用者の持つスマートフォンの画面にスタンプを押印することで、チケットの有効性確認を行う仕組みのデモを行った。
あミューズは、スマートフォンのQRコードを読み取ることで、1円単位で支払いを行うことができ、一般的なガチャガチャと同様に回せる「ピピットガチャ(QRカプセル自動販売機)を紹介した。ECや会員のコンテンツのインセンティブとしてQRコードを発行し、来店につなげたり、データを分析できるなど、販促に活用可能だ。
バンダイは、WeChat Pay、Alipay、PayPay、LINE Pay、メルペイといったQRコード決済に対応したカプセル自動販売機を紹介した。ダイバーシティ東京プラザのトレーラショップに併設されたガチャポンコーナーの一部で実際に商品を販売しているという。
パナソニックは、ぴあと実施しているスタジアムサービスプラットフォームを紹介。利用者は、非接触カード等をパナソニックのFZ-N1にかざすことで入場が可能だ。また、どのゲートから何人が入場したかなどを見える化することで、分析を行うことができる。すでにJリーグのスタジアムで採用されているという。
NECネッツエスアイでは、スタジアムなどで、観客が自席からLINEを使って飲食の注文ができる「席から注文システム」を紹介した。利用者は、座席に用意されたQRコードをスマートフォンで読み取り、表示されたウェブページから商品を選択し、支払いを行う。店舗ではキッチンプリンターの情報を元に料理を準備し、スタッフが座席までデリバリーする仕組みだ。