2020年2月19日9:00
日本能率協会は、2020年2月18日~21日まで展示会「HCJ2020」を開催している。HCJでは、国際ホテル・レストランショーなどのイベントを開催。また、専門展示会「キャッシュレスTech」ではキャッシュレス決済サービスの展示が行われている。
国際ホテル・レストランショーに出展したセイコーソリューションズは、飲食店などにおいて、来店者のスマートフォンを使ってオーダーが可能な「ORDERbeEAT」を参考出展した。テーブル会計では、後会計や同一テーブルでの複数オーダーなどテーブルサービスに必要な機能をサポートしている。厨房は、オーダリングシステム「MONSTERA」と連携する。
セイコーソリューションズでは、日本ポイントソフトと連携したセルフPOSシステムも紹介した。デジタルサイネージに対応しており、顧客自身がクレジットカードやQR/バーコード決済で注文できる。センターはCREPiCO(クレピコ)情報処理センターに接続し、内回りのP2PEに対応しているという。また、磁気・接触ICクレジットカード、銀聯カードに加え、電子マネー、非接触ICクレジットカード、カメラ機能搭載によるQRコード決済など各種決済に対応可能する「AT-2300」を紹介した。
NTTドコモは、利用者自身のスマートフォンを使ってメニューからの注文や決済を行えるシステム「EasyEat(イージーイート)」を紹介した。ドコモの回線契約がなくても利用でき、クレジット、現金から支払い方法を選択可能だ。2020年4月以降にd払いとAlipayにも対応する予定だという。
共同印刷のブースでは、モバイルに特化したマルチ決済プラットフォーム「elepay」を紹介。1つのQRコードをトリガーにして、複数の決済サービスと接続可能だ。
キャッシュレスTechの展示製品やサービスは?
キャッシュレスTechのべスカのブースでは、パートナーと連携したサービスや製品を展示。一水製作所は、クレジットカードやQR/バーコード決済に対応した自動券売機を紹介。SB C&SがInspiry Technology Limited(中国北京市)と、国内販売総代理店契約を締結した二次元コードリーダー「SmartBox(スマートボックス)」も展示された。
P2Cと大江電機は、シュークリーム専門店 ビアードパパ等に採用されているタッチパネルで、デジタルサイネージが利用できる端末を紹介した。Fin Goは、マルチマネー対応の決済で3面待ちに対応したリーダー「trio-iq」を展示した。
芝浦自販機は、大画面で動画を流すことができるキャッシュレス自販機を紹介した。クレジットカード、電子マネー、QR/バーコード決済に対応可能だ。
ブルーマチックジャパンは、クレジットカードや電子マネーといったキャッシュレス決済に対応可能なコーヒーマシンを紹介した。
日立ソリューションズは、複数のQR/バーコード決済や共通ポイントに対応したマルチ決済ゲートウェイを紹介した。ファミリーマートの「ファミペイ」、「Tポイント」等での採用実績がある。
寺岡精工のブースでは、デジタルサイネージに対応したセルフ注文機を紹介。顧客は自らメニューを選び、決済まで可能となっている。
エルコムは、クレジットカード、電子マネー、QR/バーコード決済に1台で対応したマルチ券売機などを紹介した。
アルファーノートは、ポータブルマルチ決済端末「A8」を紹介。クレジットカード、QR/バーコード決済、プリペイドカードなどに対応している。
⼤和ハウスグループのロイヤルゲートは、モバイル型のオールインワンマルチ決済端末「PAYGATE Station」を紹介した。
ユニエイムは、顧客自身のスマートフォンで飲食店などの注文や決済を行うセルフレジシステム「CASHIER」を紹介した。飲食店のテーブルにおいて、顧客自身でメニューを選び、登録したクレジットカードなどで会計が可能だ。