Visa、2020年はタッチ決済のカード発行と加盟店で飛躍の年に

2020年2月20日9:15

ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)は、2020年2月19日、「Visa キャッシュレス推進プロジェクト2020」の記者説明会を開催した。

中央がビザ・ワールドワイド・ジャパン 代表取締役社長 スティーブン・カーピン氏、左右がゲストのぺこぱ(シュウペイさん・松陰寺太勇さん)

タッチ決済は現金より8秒時間を短縮

記者説明会ではまず、ビザ・ワールドワイド・ジャパン 代表取締役社長 スティーブン・カーピン氏が登壇した。TOKYO2020開催まであと155日なっているが、Visaは東京2020のオフィシャル決済テクノロジースポンサーとなっている。また、政府はキャッシュレス化の推進に力を入れているが、2025年までにキャッシュレス決済比率40%という目標は必ず達成できるとカーピン氏は期待した。

日本のキャッシュレス化は、加盟店、金融機関、サービス提供会社が手を組んで進めているが、現状では諸外国に比べ遅れているとした。Visaでは、その課題解決に向けて、タッチ決済の推進に注力している。海外では、一部の地域を除き、取引の半分がタッチ決済(非接触決済)となっている。また、消費者は現金に比べ8秒、取引時間を短縮可能だ。さらに、31行のイシュアを有するデビットの支払いが浸透することで、ATMに並んで現金を引き出すという行為も少なくなる。加えて、デジタル化への取り組みとして、スマートフォンやウェアラブルといったトークン化が広がることにより、より安全にカード情報を処理できるとした。

発行枚数、端末共に1年で3.8倍に

Visaでは、MMDLaboと共同で、2019年12月13日~12月22日に「【第1弾】 2020年キャッシュレス・消費者還元事業における利用者実態調査」実施した。その結果によると、還元事業スタート後に、40%の人がキャッシュレス決済を利用するようになったという。また、クレジットカードが9割近い利用率を維持するとともに、52%が最も利用するキャッシュレス手段として挙げている。この結果から、キャッシュレス決済広がってきたことが分かった。

さらに、42%のタッチ利用者はよりキャッシュレスになったと回答。デビットカードの利用者も12%の現金利用が減少したと回答している。

Visaのタッチ決済の推進状況として、コンビニエンスストアは4倍、スーパーマーケットは2倍取引が伸びている。また、日本の利用者に加え、海外からの観光客も5割程利用されているとした。現在、国内でVisaのカードは1億6,000枚発行されているが、そのうち1,900万枚がタッチ決済対応だ。国内の加盟店もローソンやマクドナルドに加え、6月からセブン-イレブンで利用が可能となる予定だ。発行カード、加盟店端末はいずれも1年で3.8倍の成長を示し、スーパーマーケットでの利用も3カ月で10%となった。

Visaは、2020年はタッチ決済のカード発行と加盟店の拡大の年になるとしたうえで、国内においてキャッシュレス化の飛躍の年になるとした。

JapanTaxi、りそな銀行の取り組みは?

続いて、パートナー企業として、JapanTaxi 代表取締役社長 川鍋一朗氏、りそな銀行 決済事業部長 横山智一氏が登壇した。

JapanTaxi 代表取締役社長 川鍋一朗氏
りそな銀行 決済事業部長 横山智一氏

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