2020年4月7日13:00
一般社団法人ナンモダ(北海道新冠町)は、人工知能搭載型レジを開発したサインポストと協働し、持続可能な野菜直売所の運営を構築するために、設置型AI搭載レジ「ワンダーレジ」を新冠町の野菜直売所(ナンモダ百貨新冠本店)に導入すると発表した。同レジは、2020年4月18日より稼働する予定だ。
北海道新冠町のナンモダ百貨新冠本店(野菜直売所)は、人口約5500人の町、北海道新冠町のサラブレッドロード新冠道の駅隣接施設「にいかっぷキッチン」内に2018年12月にオープンした。同店舗は、新規就農者増と生産農家の所得向上、そして地域の商圏の存続を目的とした野菜直売所となる。同プロジェクトを運営する一般社団法人ナンモダは、2018年3月にパラレルワークを低人口地域に実装し、個人や町内外そして海外の企業、そして国内外の自治体と積極的に協働しながら、地域や世界における社会的課題の解決に寄与するために設立された法人となる。
加速度的に進む人口減少により、個人商店や野菜直売所などの実店舗は全国的に減ってゆくと予想される。低人口地域では、人手不足、或いは売上の減少、人件費が収益を圧迫するなどの理由により、商店は消滅危機にさらされている。今回、ワンダーレジを野菜直売所に導入しつつ、生産農家と協働しながら「持続可能な小さな経済圏」を形成することがナンモダのミッションとなる。
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ペイメントナビ編集部
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