2020年4月28日7:00
ソフトバンクグループとソフトバンク、およびヤフーの共同出資会社であるPayPayは、すでにサービスを開始している「Alipay」に加え、韓国のKakao Corp.が提供する「Kakao Pay」、および香港のAlipay Financial Services (HK) Limitedが提供する「AlipayHK」とサービス連携すると発表した。「Alipay」に加え、「Kakao Pay」「AlipayHK」のコード決済サービスを利用する人向けに、日本国内の「PayPay」加盟店に設置されているQRコードでそのまま支払いができるサービスを、2020年4月27日から提供する。
なお、「Alipay(アリペイ)」は、アント フィナンシャル サービスグループが提供する決済およびライフスタイルプラットフォームとなる。中国人向けの決済サービスを世界50以上の国と地域で提供しており、2019年6月時点で、中国国内の9億人以上のユーザー、グローバルではパートナーを合わせて12億人以上のユーザーにサービスを提供している。アリペイの決済を通じた免税サービスは35の国と地域で提供。また、250以上の海外金融機関および決済ソリューションプロバイダーと協力して、海外を旅行する中国人観光客および中国の越境ECサイトを利用する海外顧客の決済を可能にしている。現在27の通貨で利用可能だ。
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ペイメントナビ編集部
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