2023年6月16日7:20
PayPayは、2023年6月15日から、キャッシュレス決済サービス「PayPay」を導入する加盟店のうち「Alipay+(アリペイプラス)」を利用する店舗において、タイの「TrueMoney」、マレーシアの「Touch ‘n Go eWallet」、フィリピンの「GCash」「HelloMoney by AUB」、での決済が可能になったと発表した。これにより、すでに連携をしている中国本土の「Alipay」、香港の「AlipayHK」、韓国の「Kakao Pay」を含む、いずれかのサービスを利用する延べ10億人以上のユーザーは日本に訪れた時、PayPay加盟店に設置されているQRコードから飲食や土産代、宿泊費などの決済ができるようになった。なお、「PayPay」は全国に展開するチェーン店からクレジットカードで決済できない個人経営の店舗まで幅広く利用できる点を評価してもらい、主要な国内コード決済サービスのうち、「Alipay+」と提携している唯一のサービスとなるそうだ。
PayPayでは、インバウンド需要の取り込みを目指す加盟店への支援を目的とし、2018年10月の「PayPay」提供開始と同時に、「Alipay」と連携するなど、海外のキャッシュレス決済サービスの利用者がPayPay加盟店で決済できる環境を整えてきた。「PayPay」のQRコードから海外のキャッシュレス決済サービスを使って決済時、商品やサービスの代金を日本円で入力すると、自動的に各国の通貨に換算され決済できるので簡易に買い物ができ、加盟店側も言語の異なる訪日外国人への対応がスムーズになるなどのメリットがあるという。
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