2020年5月7日10:54
ジグザグは、popInと協業し、国内通販事業者向けの越境ECソリューション(海外ユーザーの集客・画像検索による言語に囚われない商品検索、多言語カート、海外決済、海外発送、海外カスタマーサポート)を一気通貫で提供すると発表した。
これまで国内向けECサイトには、2~8%の海外アクセスがあるものの、海外販売対応が整備されておらず、海外ユーザーが商品を探せない・買えないという事態が起きていたそうだ。しかし、今回popIn社・ジグザグの協業によって、国内通販事業者に対しての「越境EC対応」スキームを提供し、海外ユーザーに対してのショッピング体験を提供できるという。
popInの「popIn Action(ポップイン アクション)」は、画像認識AIを用いた言語に囚われない商品検索が強みとなる。また、ジグザグの「WorldShopping BIZ」は、自社ECサイトにJavaScriptを1行設置するだけで、海外ユーザー用に最適化されたショッピングカートを設置でき、商品注文受付から決済、海外配送、カスタマーサポートまで、運用中のECサイトを改修することなく、越境EC対応を行うことが可能だ。さらに購入手続きが完了すると、EC事業者はジグザグの国内倉庫に商品を送付することで受注処理が完了する。後はジグザグが注文者の元に発送する流れだ。
両社では、ジグザグが持つ海外からの注文受付から決済対応、125カ国への海外発送までを可能にする技術とサービス・越境ECの知見と、popInが持つ画像認識AIによるソリューションテクノロジー、アジア最大級のグローバルネイティブアドプラットフォームを掛け合わせることで、EC事業者のグローバル展開および販路拡大を支援し、さらなる売上拡大につなげていきたいとした。