2020年5月27日14:00
Mobility Technologies(MoT)は、同社が展開するタクシーアプリ「MOV」において、乗車中に支払い手続きが完了するアプリ決済機能を2020年5月26日よりスタートすると発表した。アプリ決済機能は、後部座席に「MOV」のタブレットが設置されたタクシー車両にて順次開始する。
新たなアプリ決済機能は、アプリからの注文時に加え、道や乗り場からの乗車時にもネット決済を利用できる機能で、目的地到着後に車内での乗務員との支払いやりとりが不要となる。アプリ決済では、タブレットに表示される二次元バーコードを読み取る方法に加え、揺れのある車内でも手続きができる独自の方法を採用したという。同方法は、ヤマハが開発する「SoundUD」を活用しており、タブレットから発信される音声トリガーをスマートフォンで受信する仕組みだ。これにより、ユーザーは特別な操作なく近付けるだけで、車両情報とアプリ情報の紐付けを行うことができるという。利用時には、タクシー乗車後タブレットでアプリ決済を選択し、「MOV」を開いたスマートフォンを近付け、決済ボタンを押す。乗車中の3手順だけで支払い手続きが完了するとしている。
なお、タブレットが設置されている一部エリア(宮城県/神奈川県/茨城県/群馬県/岐阜県)のタクシーからサービスをスタートし、2020年8月には全国1.5万台以上での利用が可能となる予定だ。
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ペイメントナビ編集部
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