トラベルプリペイド「JAL Global WALLET」、銀行サービス「JAL NEOBANK」の魅力とは?

2020年5月28日8:00

JAL(日本航空)とSBIグループ(以下、両社)は、最先端の金融テクノロジー(フィンテック)を活用した利用者への新たなサービスの提供を目指し、共同事業を展開している。JAL、JAL SBIフィンテックとSBIグループ傘下の住信SBIネット銀行の3社が設立したJALペイメント・ポートでは、共同フィンテック事業の第一弾としてMastercardブランドによるトラベルプリペイドカード「JAL Global WALLET」を発行している。2020年4月28日には、JALペイメント・ポートと住信SBIネット銀行が共同フィンテック事業の第二弾として、アプリで預金/決済など銀行機能が完結できる「JAL NEOBANK」(JALネオバンク)の受け付けを開始した。両社の共同事業となる「JAL Global WALLET」と「JAL NEOBANK」の狙い、サービスの特徴について紹介する。

「JAL Global WALLET」は20万会員に迫る
JAL便の利用が少ない若年層の入会で成果も

JALペイメント・ポートでは、JALマイレージバンク(JMB)会員を対象としたサービスとして、JMBカードの基本機能にMastercardのプリペイド決済機能を付加したトラベルプリペイドカード「JAL Global WALLET」(以下、JGW)の受け付けを2018年11月29日から行っている。

トラベルプリペイドカード「JAL Global WALLET」。入会金・年会費無料で、Mastercardコンタクトレスの支払いにも対応

JALペイメント・ポートでは、「会員数が大変順調に増えており、事業開始後1年半で20万名を伺う勢いです(2020年4月末時点で19万名超)。JMB会員向けのサービスということもあり、JALならではのマイルを絡めた施策が好評をいただいているのと、多通貨プリペイドカードの利便性が支持を得ていると考えています」と成果を述べる。

JGWは、JMB会員向けのサービスとなるため、“JAL便をよく利用する顧客=マイル感応度が高い利用者”が多い。一方で、10代、20代の若年層の利用が多く、これまでJALをなかなか利用してもらえなかった新たな顧客をJGWによって取り込むことができていると感じている。

1枚のカードで15の通貨を便利に利用可能に
米ドル、ユーロ、タイバーツの両替が上位に

JGWの特徴の1つとして、日本円でカードにチャージをし、会員Webサイトや専用スマホアプリから両替を行うことで、1枚のカードで同時に15の通貨を持つことができる点が挙げられる。また、両替した通貨は、世界中のMastercard加盟店でのショッピングや、Mastercardのロゴのある海外ATMからカードの残高の範囲内で引き出しをすることが可能だ。現状の利用者の傾向として、米ドル(USD)での両替が突出しており、次いでユーロ(EUR)とJAL便の利用者の人数と連動している印象だ。タイバーツ(THB)が3番目となるが、タイでは、現金も必要になることが多く、ATM出金をする人が目立つ。

JAL NEOBANKはアプリで預金/決済の銀行機能が完結
JAL Global WALLETとの連携でお得にマイルが貯まる

2020年4月28日には、JALペイメント・ポートと住信SBIネット銀行が共同フィンテック事業の第二弾として、「JAL NEOBANK」(JALネオバンク)の受け付けを開始している。両社では「2017年10月にフィンテック事業の第一弾として国際プリペイド・カード事業参入の発表をしましたが、合弁事業の検討時からJALブランドを前面に出したバンキング機能の提供といった構想はもっていました」と説明する。

「JAL NEOBANK」は、JALマイレージバンク(JMB)会員専用のネット銀行口座で、アプリの中で預金や決済といった銀行機能が完結可能。7月31日まで申し込むと新規口座開設者に対して500マイル付与するキャンペーンも実施中

JAL NEOBANKは、住信SBIネット銀行のIT技術を活用したJMB会員専用のネット銀行口座で、JGWとJAL NEOBANKをあわせて利用してもらうことで、よりお得にマイルを貯めることが可能だ。「マイルが貯まるという点では、外貨預金の月末残高が300万円以上の場合は月100マイル、月間外貨積立1万円以上で月10マイルなどの銀行サービスと連動したプログラムを提供しています」(両社)。またJAL NEOBANK口座に現金で入金ができ、口座残高からアプリを使って簡単にJGWへのチャージができることや、JAL NEOBANKで外貨を両替してからJGWにチャージすることで両替手数料を安く抑えることができる。JGWの利便性を上げる点でプラスになっており、両社では現在よりJGWの稼働が向上すると期待する。さらに、JAL NEOBANKの会員同士であれば、相互送金をアプリ上で行うことができ、「相当程度のニーズはある」とした。

まずは外貨預金の利用が中心となるが、今後もサービスの拡大はしていく予定だ。また、JGWとJAL NEOBANKを合わせて使用してもらうことで、メリットが生まれる仕組みを検討していくという。

既存の住信SBIネット銀行利用者の口座とのすみ分け、シナジーは?
日常生活でマイルが貯まるシーンを増やし満足度向上へ

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