2020年7月6日9:00
Mastercardが買収するのはフィニシティ(Finicity)。1999年創業で、本社はユタ州ソルトレーク。これまで3回のラウンドで7,990万ドルを調達している。
買収額は8.25億ドル、日本円にして約900億円という大型買収となる。買収契約には、業績目標が達成された場合、フィニシティの既存株主は、最大で1.6億ドルの追加資金をもらえるという内容も盛り込まれている。
既存株主には、世界最大の個人情報サービスを提供するエクスペリアン(Experian)も含まれている。エクスペリアンはフィニシティの顧客でもある。