2020年10月15日14:05
ルミーズは、自動販売機・自動精算機向けにクレジットカード・電子マネー・コード決済など全てのキャッシュレス決済を搭載した組込型マルチ決済端末「salo-01」を提供してきたが、このほどインテクアが取り扱う病院向け自動精算機「SMASEL」シリーズのキャッシュレス決済機能を担う端末として採用されたと発表した。従来の現金による支払い方法に加え、クレジットカード・電子マネー・コード決済での精算が可能になるため、患者にとっては決済手段の選択肢が増え、支払いがスピーディに完結することで、利便性の向上につながるとしている。
「SMASEL」シリーズは、コスト、運用、スペースに合わせた3種類の自動精算機をラインナップしている。さまざまな医療機関で導入されており、病院における会計オペレーションの改善や効率化をサポートしてきた。オプション機能としてクレジットカード・電子マネー・コード決済に対応したキャッシュレス決済機能を新たに搭載。「salo-01」の搭載にあたっては、ルミーズが提供するサンプルアプリや仕様書で接続の検証を重ね、短期間でスムーズな実運用が可能となったそうだ。
「salo-01」は、クレジットカード・電子マネー・コード決済をオールインワンで提供する組込型マルチ決済端末だ。さまざまな自動精算機や自動販売機に組込むことができる決済端末となっている。国際基準であるPCI P2PEソリューション認定を取得しているほか、EMV Level2の認証を受けており、完全な無人環境で利用できるキャッシュレス決済端末となっている。また、防塵防水性能IP65を備えており、屋内に加え屋外でも利用可能だ。
なお、ルミーズでは、「salo-01」をはじめとする複数の端末でPCI P2PEソリューションを取得している。そのため、経済産業省が主導するクレジット取引セキュリティ対策協議会が策定した“クレジットカード・セキュリティガイドライン”に準拠した内回り接続による導入が可能だ。ルミーズでは、同サービスをPCI P2PEソリューションを検討中の事業者に向けて広くアピールし、より多くの事業者様と連携していけるような拡販体制を構築しているという。
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ペイメントナビ編集部
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