Amazon Web Serviceの顧客にクラウドベースの暗号化を提供(SafeNet,Inc.)

2011年2月25日13:55

SafeNet,Inc.(セーフネット)は米国時間の2011年2月24日、Amazon Erastic Compute Cloud(Amazon EC2)およびAmazon Virtual Private Cloud(Amazon VPC)向けに、サーバとストレージをベースとした暗号化機能を提供することを発表した。

今回提供するのは、サーバベースの暗号化ツール「SafeNet ProtectV Instance」と、ストレージベースの暗号化ツールSafeNet ProtectV Volume」。SafeNet ProtectV Instanceは多数のバーチャルサービスの管理や、クラウド環境で実行される準備段階における認証と承認のコントロールができる。SafeNet ProtectV Volumeはブロックレベルでのストレージ ボリュームの暗号化を実現するため、顧客はPIIやカード会員データなど、コンプライアンス対象情報の保護が可能になる。

セーフネットのソリューションによって顧客は、PCI DSS Ver.2.0などの準拠要件に適した一連のデータ セキュリティ コントロールの実装が可能となる。これらのテクノロジーにはクラウド環境向けの準備段階における認証、ストレージ暗号化、鍵管理が含まれる。

セーフネットのサーバとストレージをベースにした暗号化ツールSafeNet ProtectVを利用すれば、顧客はAmazon EC2およびAmazon Elastic Block Store(Amazon EBS)ボリューム上で実行するコンプライアンス対象データの暗号化が可能になる。

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